サイエンス
9月17日に書いた論文不採録の件を少し反省している.あの時は「門前払いはないだろう」と思ったが,あとでゆっくり考えてみると,やはりサイエンスになっていなかったということがわかった.
単純な話,我々の論文は「既存の手法を使って新しい(?)分野に適用してみたら,こんな結果が出ました」というストーリーであった.これでは「事例紹介」にはなっても,「学術論文」とは言えないということがわかった.学術論文は新しい知見を生まなければならない.また我々のフィールド(工学)では,新しい知見が「予測と統制」に使えなければならない.今回の我々の論文はその点が全くなかった.まさに「やってみたらこうなりました」という所謂「ヤッコウ」の世界に留まっている.何か小さな事でよいから予測と統制に貢献する知見を含まないと,まともな学術論文とは言えないであろう.そう言う意味で,今回の査読者は極めて妥当な判定をしたことになる.さすが一流の学会は違うな,と改めて反省させられた次第である.
っとなると,ほとんど同じ内容を投稿してすんなり受理された日本の学会誌のレベルは???
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