為替相場
サブプライム問題に端を発したアメリカの金融不安,そしてリーマンブラザースに代表されるアメリカ金融機関の信用不安と,公的資金注入の遅れからか,最近外国通貨の対円レートが急激に下がっています.実は9月の始めにUKポンドの指し値買いというのをしようとしました.その時の円・ポンドレートは190円前後だったので,一応185円で買いという指定をしました.しかししばらく185円にはならないだろうなぁ,って思っていたんですが,その数日後にフッと何かを感じて,その指し値買いを取り消しました.何故,何を感じて取り消したのかについては,自分でもうまく説明できないのですが,とにかく何かを感じたので,取りやめました.その後一時期195円ぐらいまで行きましたが,今では170円を切るところまで下がっています.もしあのとき買っていたら,1ポンドで15円ほど損をしていますから,何十万円かの損になっています.
今,円はドル・ユーロ・ポンドなどの他の主要通貨に対して軒並み高くなっています.これは日本の経済状態が,他の諸国に比べてまだマシということから来るものらしいです.でも日本の財政状況は先進諸国の中でも最悪の状況のはず.政府の財布と企業の財布は違うとうことなんでしょうか?
今年(2008年度)の学生の就職状況は上々でした.学生達が就職活動をしていた2月〜6月ごろまでは,日本の景気はそれなりに好調で,企業の採用意欲も堅調でした.しかし今後急速に企業の業績は悪化するでしょう.輸出産業を円高が直撃して,業績の悪化が始まります.輸入産業が円高で余裕が出るかというと,内需が落ち込む分そうはゆかないでしょう.そうなるとまず最初に出てくるのが,採用人数の削減です.無論少し前の平成不況の時の教訓から,まったくのゼロということはなしないでしょうが,これまで3人採っていたところが2人あるいは1人となります.来年度以降はかなり就職が厳しくなるでしょう.また学生指導に頭が痛くなります.
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